君を想うと~triangle love~
そしてその日の定時すぎ。



「よっし。この仕事はいっちょあがり!!」


「ふふっ。いろいろ助けて頂いてありがとうございました。係長。」






しゅーちゃんと2人で抱えてた書類作りはひとまず終了。



しゅーちゃんは事細かに書き方を教えてくれたから、自分で言うのもなんだけど結構いい資料ができたと思う。




「ありがとうございました。係長のご指導が行き届いてるおかげでスムーズに仕事ができました。」




からかうように深々お辞儀をすると。





「な、なにそれ!!
俺のことからかってんの!?」





顔を真っ赤にして。
わたわたしながら反応するしゅーちゃんが凄~く可愛い。





あはっ。

やっぱり好きだな~。
しゅーちゃんのコト。






「いえいえ。本気ですよ?」




あまりに可愛くて苛めたくなって。
またそんな軽口を叩くと



「あ~!!もうやめて!!
羞恥プレイみたいでムズムズする!!」




しゅーちゃんは私の肩をバシンと叩いて身悶えしていた。
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