君を想うと~triangle love~
私は桐谷慎のデスクに行ってパソコンのデータ保存をして電源を落とす。



内線を使って守衛室に電話をかけて


「すみません、広報の高宮ですけどタクシーを読んで頂いてもいいですか?」



タクシーの手配を頼む。







そんな一連の動向を桐谷慎はポカンとしながら見てたけど。






荷物をまとめて、コートを持って。



「立てますか??」



アイツの近くにしゃがみこんで問いかけると。








「ヤバいな、マジで惚れそう。」







桐谷慎は力なく微笑む。







「惚れそう…っていうかもう惚れてるんでしょ??」








ピンッ







桐谷慎のオデコを軽く弾くと。





「アハハ!!!」



と笑って







「そーだよ。
可愛い部下から力づくで奪いたいくらいにはね?」




と微笑んだ。
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