君を想うと~triangle love~
って!!!!!!!
いい雰囲気でエロ魔神発言しても説得力ないわよ!!!!
「ほんと…、部長はエロ魔神ですよね。」
「えっ。なんで??」
「部下をお気軽な天国に招待しちゃうなんて…バレたらマズイでしょ??」
一応、仮にも管理職にあるコイツがセクハラなんてマズイでしょ。
冷ややか~な目でそういうと。
「あぁ。そういうことか。」
ハハッと桐谷慎は手のひらで顔をかくして笑う。
な、な、なんで笑うのよ!!
笑うところじゃないでしょ~!?
プルプル体を震わせながらジトッとした目でアイツを見ると。
「ま~、普通に考えたらヤバいね。
だけど……関係ない。」
桐谷慎は私の目をじっと見つめる。
そして妖艶に笑ってこう言った。
「お前が俺と一緒に堕ちていってくれるなら…何があっても後悔はしないよ。」
桐谷慎は私の頭に優しく優しくキスをする。
ドキン。
ドキン。
ドキン。
どうしちゃったの、私。
桐谷慎にトキメくなんてどうかしてるよ!!!
ギュッ。
正面から桐谷慎は私を強く抱きしめて。
「高宮。俺はお前が手に入るならそれでいい。
神様だろうが悪魔だろうが…お前が手に入るなら…罰は受けるよ。」
私の首筋に…甘いキスを落とした。