君を想うと~triangle love~
私と桐谷慎の間に続く沈黙。
自分の意思とは関係なく流れる涙と鼻水。
桐谷慎は腕組みをして。
何かを考えこんでる顔をしてる。
「それってさぁ。」
「…なによっ。」
うーんと考えこむそぶりを見せた後。
「なんかさー。
お前に嫌いって言われてる度に“好きだ”って言われてるような気がするんだけど。」
…はっ!?
桐谷慎は恐ろしくポジティブシンキングなことを言い出した。
この人…ドS設定なハズなのに…。
実はドM??
頭の中でイケナイ妄想がグルングルン回っているころ。
「要はお前は藤堂のことだけを好きでいたいから俺を切ろうとしてんだろ?」
「そうよっ!!」
当たり前でしょ!?
私はしゅーちゃんのコトが好きなんだもん!!
ずっとずっと忘れられなかった人なんだもん!!
そんな当たり前のコトを言った後。
「俺のコトを藤堂よりも好きになりそうだから…怖いんだろ?」
ニィっと笑って。
桐谷慎は頭のイタイふざけたコトを言い始めた。
自分の意思とは関係なく流れる涙と鼻水。
桐谷慎は腕組みをして。
何かを考えこんでる顔をしてる。
「それってさぁ。」
「…なによっ。」
うーんと考えこむそぶりを見せた後。
「なんかさー。
お前に嫌いって言われてる度に“好きだ”って言われてるような気がするんだけど。」
…はっ!?
桐谷慎は恐ろしくポジティブシンキングなことを言い出した。
この人…ドS設定なハズなのに…。
実はドM??
頭の中でイケナイ妄想がグルングルン回っているころ。
「要はお前は藤堂のことだけを好きでいたいから俺を切ろうとしてんだろ?」
「そうよっ!!」
当たり前でしょ!?
私はしゅーちゃんのコトが好きなんだもん!!
ずっとずっと忘れられなかった人なんだもん!!
そんな当たり前のコトを言った後。
「俺のコトを藤堂よりも好きになりそうだから…怖いんだろ?」
ニィっと笑って。
桐谷慎は頭のイタイふざけたコトを言い始めた。