君を想うと~triangle love~
それもそのはず。

アイツの着てるワンピースは胸元が大きくV字にカットされてて谷間が丸見え。


軽くアップされた髪も…うなじとほつれ毛が微妙にエロイ。









「??
なんかみんな顔が赤いけど大丈夫??お部屋、暑い??」



「いっ、いえっ!!!!!大丈夫ですっ!!!!!
おかまいなくっ!!!!!!」








必死に答える男どもと、首をかしげるド天然の伊織。

そして…。
それを見てニマニマ笑う一ノ瀬。







ホント…高宮伊織は自分がどう見られてるのかを知らない奇妙な生き物だと思う。



自分がどんなに目立つ生き物か。
男からどうみられてるのかを知らないなんて…鈍感にもほどがある。








はあ~とため息をつくと、ススッと一ノ瀬が近寄って小声でささやく。








「エロいでしょ。
アレ、私の見立てだから。存分に見てオカズにしてね♪」








満足気に微笑む一ノ瀬に軽く殺意を抱いたのは…言うまでもない。
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