君を想うと～triangle love～

「…で…ここからは上司命令。
疲れてる俺に旨いコーヒー入れて下さい。」


「へっ!?」


「頼む～。」




あは。
しゅーちゃんにお願いポーズをして見られると…ノーとは言えない。




「ふふっ。わかりました。砂糖とミルクは必要ですか？」

「あ、ブラックで平気。」

「わかりました。」






少し奥まった給湯室に行くと何種類かのコーヒー豆といろんなフレーバーティーが並んでいた。



しゅーちゃんの好みはよくわかんないけど…。




私は無難にブレンドを選んで豆をドリップして。
コーヒーが出来上がるのを待っていた。