君を想うと~triangle love~
「…あぁっ…。」




痛みを伴う強い快感に襲われた時。






ベロっと桐谷慎が私のタテスジを舐めあげる。






「イカせて下さい…は?
高宮。」






天使の顔をして。
桐谷慎は悪魔な一言を口にする。



私の目を見つめながら触れそうで触れない距離で手を行ったり来たりさせている。


その行為にさえ興奮して蜜を溢れさせる淫らな私。







――もう…、イキたい。









それしか考えられない。

恥ずかしさより何よりもこの体をどうにかして欲しい。








両手で顔を隠しながら




「イキ…たい…」




と、小声で呟くと桐谷慎は





「ダメだよ。俺の目を見てちゃんと言いなさい。」






と、私の手を取り払う。









私の目の前にはきれいな顔をした天使な悪魔。


快感と言う名の罪に私が墜ちていくのを待っている。







「ほら、高宮。
どうして欲しいの??」








妖艶に笑う悪魔に捕らわれて




「お願い…。イカせてぇっ…!!!!!」





恥ずかしさも良識も捨て去って快感を求めると。

桐谷慎はニッコリ笑って私の中に指を入れた。







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