君を想うと~triangle love~
しゅーちゃんと他愛ない話をしながら細い路地に入る。
少し奥まった場所に現れたのは真っ赤なドア。
「ここだよ。」
と言われ扉を開けるとお店の中には落ち着いたジャズが流れていた。
いい感じに年期の入った古いカウンターにビリヤード台。
もっと奥にはダーツも用意されている。
見るからにオトナなお店。
「おぉー。秀人久しぶり!!!」
カウンターの奥にいる細身のワイルド男子がしゅーちゃんに声をかける。
「オッス、祐吾!!」
ユウゴと呼ばれた男の人はしゅーちゃんをみつけるとそそくさとカウンターから出てきて私たちの近くまで来る。
「へーっ秀人が女連れって珍しい。」
「うっせ。ほっとけ。」
子どもみたいにじゃれあう二人が可愛くて微笑ましい。
二人の行動をニマニマしながらみてると。
「…で?このロングヘアーの美人さんは何者??
秀人のカノジョ??」
祐吾とよばれた男がフッと私に視線をむける。
「あ~っ、ワリっ。紹介が遅れたな。
この子は高宮伊織。」
しゅーちゃんはズイっと右手を出して私を紹介した。
少し奥まった場所に現れたのは真っ赤なドア。
「ここだよ。」
と言われ扉を開けるとお店の中には落ち着いたジャズが流れていた。
いい感じに年期の入った古いカウンターにビリヤード台。
もっと奥にはダーツも用意されている。
見るからにオトナなお店。
「おぉー。秀人久しぶり!!!」
カウンターの奥にいる細身のワイルド男子がしゅーちゃんに声をかける。
「オッス、祐吾!!」
ユウゴと呼ばれた男の人はしゅーちゃんをみつけるとそそくさとカウンターから出てきて私たちの近くまで来る。
「へーっ秀人が女連れって珍しい。」
「うっせ。ほっとけ。」
子どもみたいにじゃれあう二人が可愛くて微笑ましい。
二人の行動をニマニマしながらみてると。
「…で?このロングヘアーの美人さんは何者??
秀人のカノジョ??」
祐吾とよばれた男がフッと私に視線をむける。
「あ~っ、ワリっ。紹介が遅れたな。
この子は高宮伊織。」
しゅーちゃんはズイっと右手を出して私を紹介した。