イジワルなあなたが好き
 「ねぇ、優太は彼女とかいないの?」
 
 幼なじみでも、わからないこともあるんですYO!

 「いねぇよ。」

 「チョ~即答やん!じゃあ、好きな子とか、気になる子とかはいないんですか?
ど~なんですか??」

 「・・・いねぇよ。」
  

 いっ今のまっ間の取り方は、なっ何なんですか?(噛み過ぎですやん!!
 

 「つーか、いたとしてもお前には死んでも教えねぇよ。」
 
 「何でやねん!!」
  
 「お前いつから、関西人になったんだよ。」

 「ちっちゃいことは気にしちゃめ~Yo!おバカちゃん!」

 「おバカちゃんってなんだよ?つーか、お前のほうがバカなくせに、俺にそんな
こと言っちゃっていいのかな~?加奈ちゃん?もう勉強教えてあげないよ?」

 「うっ・・・。ごめんなさい・・・。これからも勉強おしえてくだせぇ。親分。」

 「ふっ。しょうがないなぁ。教えてやるよ。まっ、加奈に勉強教えられるのは、
俺しかいないけど?」

 「ありがとぉごじゃいます!!」


 わたしが、そこそこ頭がいいのは、テストの3週間前から優太に勉強を教えて
もらっているからなんですYo!!その優太様は、学年トップだから安心さ♡
 こうやってわたしがボケながら話しているうちに、教室に着きましたとさ!
 
 
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