BLACK MOON
テレポートで家まで送ってもらったが、静まり返った部屋は気味悪く
なかなか寝付けなかった...
「んん-っ...もぉいいや!ごはん食べよ。」
テレポート......
数秒経って身体はテレポートした。
あっそっか!!
マグさんがしてくれるのか(汗)
どうでもいいとこに魔法使ってすいません。
とりあえず心の中で謝る。
食卓にはごはんが用意されていた。
どうやらマグさんが手配してくれたみたいだ。
ありがとうございます。
再び心の中で呟いて、頂くことにした。
ん!美味しい。
無言で食べていると
机に文字が浮かんだ。
マグさんだとすぐにわかった
"やあ!食事は喜んでもらえたようだね。
今手がかりを一生懸命捜しているところなんだ。
一般と違う扱いをしたら感づかれちゃうから、普通に届けを出しておいたよ。
できれば一緒にごはんを食べてあげたいのだが、もしばれたら、いろいろと大変なんだよ。すまないね。
代わりに私の妹をそちらに向かわせた。
すぐ着くと思うから迎えてやってほしい。"
文字が消えた瞬間
目の前に若い女性が現れた。
「こんにちわ。カルア君。はじめまして。」
『こんにちわ。えっとお名前は...?』
「あら、ごめんなさい。私はマグの妹"りむ"です。よろしくね!!!」
りむさんは笑顔で言った。
「よろしくお願いします。」
軽く挨拶を済ませ、学校に向かった。