変わらぬ愛の形
私は電車を乗り継ぎ…
気付けば大学の駅。
太陽は、容赦なく照り付けてくる。
どこかで蝉の声がした。
もう…夏なんだ。
「そうだ…お昼買わなきゃ。」
そして近くのコンビニへ寄った。
適当に物を買って、レジに並ぶ。
…ふと、目に留まる君の記事。
[川田直也選手 決勝ゴール決める!!]
写真で喜ぶ姿は…3年前と何も変わらない。
少し…肌が黒くなったね。
「…っ…」
自然と涙が、頬を伝った。
会いたい。
会いたい、会いたい、会いたい。
3年前と同じように。
貴方のサッカーが見たい…