年上王子のお隣さん☆
最後に、イチゴを食べて
紅茶を飲む。
……はぁ、幸せ。
「啓くんのおかげで、今日すごく楽しかったぁ。
ケーキも食べれたし……
ありがとう、啓くん」
口を拭いてから
ちゃんと顔を見て言った。
啓くんが存在していることが
すごく、嬉しいよ。
「……啓くん」
あたしは、啓くんママがいないことを確認して
ゆっくり口を開く。
「啓くん
生まれてくれて
あたしと出会ってくれて
ありがとう……」
やっぱり大好き。
あたしの言葉に
眉間にシワを寄せてる啓くんが
大好きなの……
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