年上王子のお隣さん☆
「なんだよ。
クサい台詞だな?」
フッと笑って
あたしを見る。
「……まぁ…
華にそう思ってもらえたなら
嬉しいよ…?」
ギュッ…
急に引き寄せられ
肩を抱かれる。
尋常じゃないくらい
胸が高鳴る。
……ほら、もう…
啓くんの所為で
どんどん好きになってくよ…
「……母さんいなくてよかった。
こんなことしてたら
驚かれるからな」
「だね」
二人で笑い合う。
啓くんの肩が
すごく温かい……
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