年上王子のお隣さん☆
3.5*SIDE 啓飛
図書館帰りに電車に乗っていると
ばったり華に会った。
……しかも、余計な男つき。
ソイツは、明らかに華に好意を持ってて
俺を睨んでくる。
おまけに『俺の華がお世話になってます』だとさ。
ふざけんな。
華がいつお前のものになったんだよ?
………まさか二人は
付き合ってるとか?
俺にキスしたのに
ソイツともしてたり??
……最悪。
何より、マイナスに考えてる自分が一番最悪で
カッコ悪い。
俺は、華に確認するため
自分の家のベランダに二人きりになった。
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