年上王子のお隣さん☆


言葉にした直後


激しく後悔……




バカ。


俺のバカ………





「…あたし

ちょっとは近づけたの!!?


“好きにならない”から
“嫌いじゃない”に昇進した?」




華は

なぜか喜んでるけど…




告白も出来ねぇのかよ、俺。


カッコ悪い。

情けない。





「……ぉい…華〜!!

なにしてんだよ〜」




階段を上がってくる音。


……チッ。




明日……だな。





俺は、華を連れて

ベランダを出た。





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