年上王子のお隣さん☆
「……誕生日…」
だから、誕生日……
啓くんの誕生日は
大事な階段。
告白するまでの
飛ばせないイベント。
「………頑張る…」
あたしは、静かに
呟いた。
明日に備えて
もう寝よう。
毎日お弁当を作ってるから
早起きするのが日課。
目覚まし時計をセットして
ベッドに入った。
……啓くん
大好き…
美味しいケーキ、作るからね…
そしてあたしは
眠りについたのでした。
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