年上王子のお隣さん☆
1.5*SIDE 啓飛
「ただいまっ!!!」
来た。
お隣さん家のお子ちゃまが。
「今日もカッコいいね」
そう言われ
抱きつかれる。
コイツとは
かなり一緒にいる。
俺が高2くらいんときから。
……時が流れるのは早いな。
あの頃はまだ
華も小さくて……
ホントに“お子ちゃま”だった。
なのに、いつからだか
俺は“華ちゃん”が
“華”になっていた。
…いつからかはわからない。
特に理由はないだろうが。
ちょっと戸惑いつつも
抱きついてくる華を剥がした。
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