年上王子のお隣さん☆


そんな顔されると

すごく酷いことをしてるようだ。




「酷いとはお前もだよ……」



華が出ていったのを確認して

呟いた。




……アイツはまだ高校生だ。



俺は

アイツ等からしたら


“おじさん”かな…?



ま、知ったこっちゃない。





年の差だって

4、5は違う。



まだ若いアイツを


俺に縛りつけることは出来ない。




……はぁ



次々溢れるため息を止めるのに




まだまだ時間はかかりそうだ。




.
< 26 / 447 >

この作品をシェア

pagetop