年上王子のお隣さん☆
「啓くーん」
しばらくして
ドアをノックされた。
うたた寝してたから
ビックリした。
誰か くらいはすぐわかる。
起きようとすると……
「啓く〜ん」
ドンドン
さっきより、強くノックされた。
……短気なヤツめ。
面倒になりながらも
ドアを開ける。
そこには、想像通りの人物が
可愛い笑顔で立っていた。
「一回でわかるから」
そんな華に、また毒舌が出る。
しまった と思っていると…
「返事くらいしてよっ!!!」
……怒られた。
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