年上王子のお隣さん☆
俺に金をかけたものはいらない。
気を遣うのが苦手だから。
華からなら、余計に金をかけたプレゼントはいらない。
……まぁ、ケーキはありがたくいただくけど。
さっきからくっついてくる華に
ちょっと戸惑いつつ
話を聞く。
「じゃぁさ……デートしよ!!!」
「…………はあ??」
よっぽど、顔をしかめてしたのか
華が悲しそうな顔になる。
突然何だよ……
ビックリしたな…
「たまには、一緒にお出かけしたいなぁ…って……
映画とか、ショッピングとか
遊園地とか!!!」
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