年上王子のお隣さん☆


「あれぇ、啓飛!!

一人??あの子は?」


「……瑠亜…」




瑠亜がまた一人で来たから

仕方なく電話を切る。



結局、華は電話に出なかった。




「華、見なかったか?
トイレに行ったまま、戻って来ないんだ。」


「知らないわよ。
啓飛、あの子に逃げられたんじゃない??」




ニヤニヤしながら

近づいてくる。



普通なら、瑠亜の色っぽい雰囲気にやられるだろう。


でも、俺は普通じゃない。




…俺には、華がいる。




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