年上王子のお隣さん☆


「なんで…?」



携帯を持ったまま固まる。


なんで

二人が一緒にいるの?








「……ぇ…」





ドォオンッ



花火が上がった瞬間


瑠亜さんと、啓くんが…




「……なんで…?」





なんで しか、出てこない。



瑠亜さんは、それからすぐに啓くんから離れて


目が合った………




「あたしの勝ちね。」


「……っ…」



横を通り過ぎる瑠亜さん。


立ち尽くしていると、ふいに啓くんと目が合った。




あたしを見て、固まってる啓くん。




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