年上王子のお隣さん☆


まさか、戻って来てくれるなんて思ってもいなかったから

めちゃくちゃ嬉しい。


単純。




華に湿布を貼ってやると
急に俯いてしまう華。


やっぱり……怒ってる、よな。



まさか『別れて』とか言われたりして…!!?


待て待て。

そんな話なら聞かない。



……謝りたい。


俺は、華しか見えないんだから。

華を失ったら、世界が消えてしまうんだ。






「「あのさ!!!」」



何とか言おうとするが

華とハモった。




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