年上王子のお隣さん☆
「……別に…
なんでもないよっ…////」
啓くん、絶対わざとやってる。
あたしがドキドキするように
もっともっと啓くんを好きになるように
こんな行動をしてるとしか思えない。
だって
あたし、異常なくらいドキドキしてる。
どんどん、好きになってくよ?
触れてるところが熱くて
そこから伝わっていくように
全身が啓くんでいっぱいになる。
「……泣き虫…」
啓くんが
あたしの頬に伝う涙を拭って
呟いた。
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