年上王子のお隣さん☆


「あっつぃー…」



今は6月月上旬。


梅雨が終わったばかりで
ずっと暑い日が続いてる。



暗くなると、余計に暑く感じる。




「ただいまー」


「おかえり!!華、また啓飛くんの家に行ってたの?」




玄関に入ると、お母さんが二階から降りてきたところだった。



「うん。着替えたらまた遊びに行く」


「はぁ…迷惑かけたらダメよ?
ご飯もあるし、7時半には帰ってきなさい?」



「はーい」




部屋に入ってカバンを置く。


あたしは、中学に入る前

ここに引っ越してきた。



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