年上王子のお隣さん☆


華は急に



お子ちゃまから


“大人”に変わるときがある。




それも、かなりの頻度で。


だから俺は

いつもドキドキしっぱなし。




「お前は黙って魚見とけ…///」

「えっ!!?なんで!?」




……その顔も、かなり無理。


俺、まだキスすらしてないし

触ってもないぜ?




そういうこと、把握しろよな?




「…いいから、あっち向いてろ」



俺は水槽を指差し


半ば強引に、華の顔を

そっちに向けた。




……ふう。


危ねぇ。




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