サクライロ。

「ただいま〜

祐樹〜帰ってんのかぁ?」

親父が帰ってきた。

「おかえり。

夕飯作ったから。」

「おぉ、ありがとうな、」

親父は嫌いじゃねぇ。
性格もいい、顔も別にいい。

母さんも、嫌いじゃなかった
なのに、、



俺には姉貴がいる。
姉貴はいま高3。
成績優秀、容姿端麗、
運動神経抜群。
自分の姉貴だけど
正直言うことなし。

姉貴はバレー部だから
帰りが遅い。
親父が遅い日は
俺がこのでけぇ家に一人。

今はどうってことない。
俺が小2のときに母さんが
家を出た。
そん時は、寂しかった。

けど5年ん時リョウヤ、
コウキに出会ってからは
自然と寂しいとか
なくなった。



.
< 22 / 29 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop