サクライロ。
混んでたからあたしたちは
とりあえず並んだ。
「お昼時だからやっぱり
混ん・・・」
あたしがさっこに
話し掛けたら途中で
この声によって遮られた。
「あーっ!!
Eミニの4番じゃんっ!!」
いかにもチャラそうなのと
背が高くて一見怖そうなのが
あたしを見てる・・・
「あれっ!?違ったぁ〜?
俺はリョウヤ! よろしく〜」
「おいリョウ。 お前引かれてる。」
声低っ!!
同級だよね・・・
チャラいの(←リョウヤ)は
同級に見えるけど・・・
「あーっ!!
リョウヤって選抜に居たっ!!」
今度はさっこが叫んだ。
さっこの居たチームは
あんまり強くなかった・・・
人数が2年生を3人
入れてギリギリだった。
だからしょうがない部分もあった。
だけどさっこ自身は自分の
力不足だって言い張った。
でもねさっこは技術が
すごく高い。
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