先生
「いいから、おいで。」


車の窓越しに小さく手招きする先生。


緊張しながら先生のとこまで行く私。


先生の手が私の頬に触れた瞬間、唇も触れた。


角度を変えて何度も何度も。


黄金色のお月様が、私と先生を照らしていた。


そんな夜だからかなぁ?


大胆な気持ちにさせてくれた。



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