先生
結局、ほとんど眠らないまま朝を迎えた。


硝子のテーブルの上には、三本のビールの缶が並んでいた。

タバコを取り出してライターで火を付けて、煙りを吸い込む。


「フゥ…。」


部屋に煙りがフンワリと広がる。


何度が吸って、灰皿に擦りつけて俺は、浴室に向かった。



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