先生
美咲…何が有ったのぉ…。


先生が来るまで、心が落ち着かない。


今、どんな気持ち?

携帯を握りしめて、家の外で待つ。


車のヘッドライトが見えた。


『先生!』


どんどん近付いてくる。


私の前で車が止まった。


「理恵、乗って。」

暗くて車の中が見えづらかったけど、先生の声。


助手席のドアを開けて、乗り込んだ。


「先生、〇〇のカラオケ店の所まで行って?」


「おっしゃ!」


ギアを変えて、車が発車した。



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