先生
翌朝。


美咲と校門で逢って、玄関まで行った。

下駄箱の所で、一人の男子が美咲に声をかけてきた。


隣のクラスの山口君だ。


サッカー部のキャプテンで、凄く明るくて彼の周りには、
常に人が集まってる。


「おはよ。
あの、加山さんちょっといいかなぁ?」

「いい…けど。」


「じゃあ、私先に行ってるね。」


美咲を残して、先に教室に行った。


大丈夫かなぁ…。


美咲。



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