先生
場所を移動して、カラオケの入ってるビルの下。


絢子ちゃんも真紀ちゃんも高校に行ってなくて、バイトを掛け持ちしながら、将来の夢に向かってお金を貯めてるんだ。

夢かぁ……。


私の夢って何だろう…。


そういえば何もない。


「あ、来たんじゃない?」


「ホントだ。
何か凄いイケてない?」


「超ーヤバイよ。」

絢子ちゃんに真紀ちゃんがはしゃぐ。


私は…先生がいい。

「お待たせ、理奈ちゃん。」


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