先生
「里奈に…頼んだんだ…逢える様に。
だから、理恵ちゃんに逢った時、正直テンパッてさぁ。


俺……本気だから」


「でも私……。」



「分かってる。
理恵ちゃんの気持ちが、俺に向くまで待つから……。」


山を登って、夜景の絶景ポイントに車を止めた。



カチャッ



助手席のドアを開けて外に出た。


星が輝く黒い空の下、キラキラと沢山の光りが私を迎えてくれた。



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