先生
「ほら。」



コトン


私の前に置いてくれたマグカップ。


「そろそろ涙、止まったか?」


先生がフンワリ笑った。


「すみません…。」

「泣き虫なの知ってるから。

んで?
何で、あんなとこで泣いてたんだ?」



ドキン



先生が…凄い近い。



< 399 / 634 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop