先生
「……キス…されそうに…なったから…。」


先生の顔が見れなくて、視線をそらした。


「誰に…?」



「……合コンで…知り合った…人に。」


「…付き合ってんの?」


「告白…された。」


「……そか。」



先生が沈黙になった。


私の心臓の音が、静かな部屋に響きそうな位、煩くなった。


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