先生

「お前の…気持ちは？」



トクン…トクン…トクン……



「私は……私の気持ちは……」


「俺から言わせて？」


えっ…？


「理恵……もう一度…やり直せないか？」



「せん…せ？」


「俺からあんな事
言っておいて、勝手だと思うかもだけど……やっぱ…好きだ。
忘れられない…。」


「いい…の？
私…また…先生の隣にいて…いいの？」


止まってた涙が


また溢れ出す。