先生
「宮原と加山達を見てたら、お前にいっぱい我慢させてる事に気がついたんだ。
それが…苦しかった。

教師の俺なんかと付き合うより、あんな過去の有る俺なんかより…同年代の奴らと付き合った方が

幸せになれんじゃないかって…

そう思う様になって逃げたんだ…。

お前の気持ちから。自分の気持ちから。
でも…すぐ後悔した。

そんな時、お前らが話す合コンの話しが聞こえてきて。

嫉妬したんだ…。

どうしようもない位に。

俺には…お前が必要だって気付いた。

好きだよ。」


「せんせぇ。」



抱き寄せられた先生の胸の中で


また泣いた。



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