先生
その夜、私はおばあちゃんの夢を見た。

凄く久しぶりに。


夢の中のおばあちゃんは、穏やかに笑ってた。


『おばあちゃん、私卒業したら先生と結婚するよ?

おばあちゃん…応援してくれる?』



『おばあちゃんは、反対しないよ?

理恵…

貴女が決めた事だもの。

幼い頃泣いた分だけ幸せになりなさい。
大丈夫。

信じてついて行きなさい…。』



そう微笑んで、私の前から消えた。



「おばあちゃん?」

目を覚ますと、隣で先生が眠ってた。



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