隣の王子様
はじめまして。王子様
王子様が私の前に現れたのは、
そう・・・・今から遡ること8年前のこと。
私は小学6年生。
血気盛んな女の子。
恋なんて縁もない。
その日も悪がきどもが親友のみっちゃんに
「眼鏡ぶす!」なんて暴言を吐きやがり、
泣かせやがった。
みっちゃんと今日は楽しく自転車を走らせ
公園で桜を見ながら、一緒においしくお菓子を食べる予定だったのに。
お菓子を食べれないからか、みっちゃんを泣かせやがったからか
私の怒りはどちらかわからなかったけれど。
・・・いや、きっとお菓子のほうだろう。。
ともかく、悪がきどもをこらしめないと
気がすまないほどに。その日の私は怒り狂っていたのである。
我が家に来て、静かにたたずむみっちゃん。
目を真っ赤に腫らして「うたちゃんごめんね。。」と
いまだにおっきな瞳から涙を落としそうだ。
そう・・・・今から遡ること8年前のこと。
私は小学6年生。
血気盛んな女の子。
恋なんて縁もない。
その日も悪がきどもが親友のみっちゃんに
「眼鏡ぶす!」なんて暴言を吐きやがり、
泣かせやがった。
みっちゃんと今日は楽しく自転車を走らせ
公園で桜を見ながら、一緒においしくお菓子を食べる予定だったのに。
お菓子を食べれないからか、みっちゃんを泣かせやがったからか
私の怒りはどちらかわからなかったけれど。
・・・いや、きっとお菓子のほうだろう。。
ともかく、悪がきどもをこらしめないと
気がすまないほどに。その日の私は怒り狂っていたのである。
我が家に来て、静かにたたずむみっちゃん。
目を真っ赤に腫らして「うたちゃんごめんね。。」と
いまだにおっきな瞳から涙を落としそうだ。