隣の王子様
下におりたら、
白馬に跨る王子様。



「優君、おはよう!」



久しぶりに、優君とバイクに
駆け寄って行った。

「うたちゃん、おはよう」

優君は、もうすっかり
元気なようでさらに嬉しくなった。


優君は、優しく頭を撫でてくれたから
もう一度「おはよう」って告げた。
「うん」って眩しい笑顔で答えてくれた
優君に気持ちが通じたようで
もっともっと嬉しくなった。



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