タリドの館 ~そのオトコ、支配人~
2段程度の
入り口の階段を上ったところで
ようやく足が止まった。
両面開きの扉が聳え立つ。
模様が入っているように見えたが
解読は不能だった。
当たり前なのだが・・・
ベルがない。
ノックすればいいのだろうか。
しかし
ドアノブがない。
これでは
ノックしたところで開けられない。
考えもなしに
そっと扉に手を触れてみる。
そのときだった。
入り口の階段を上ったところで
ようやく足が止まった。
両面開きの扉が聳え立つ。
模様が入っているように見えたが
解読は不能だった。
当たり前なのだが・・・
ベルがない。
ノックすればいいのだろうか。
しかし
ドアノブがない。
これでは
ノックしたところで開けられない。
考えもなしに
そっと扉に手を触れてみる。
そのときだった。