キミと出会えた事。
*運命




――――ん?

 ここどこだろ?
 頭ずきずきして痛いな…。
 
 なんかベットがいつもより
 広いような…?
 まッ、気のせいだ…よね??
 
 ―――ちらッ。

 『えええええええ?!?!?
     え!?何で、何で?』

 まあ、服は着てるから
  大丈夫だろーけど?笑
 って…この方誰でしょーか??

 ……それよりッ
   気づかれないように出ないと。

 『それでは…おじゃましました。』



  
  もうッ、あたしはなんて事になってんの?!
  あ、あたしってゆうのは…
  姫咲高校2年の高夜優(たかや ゆう)
  小柄な体系に人見知り。
      純粋で無邪気な女の子
  
  『あッ、もう裕菜に聞くしかないなー。』

  と呟きながら唯一の親友
佐々木裕菜(ささき ゆな)に
  電話かかけた。

  

 ―――――ぷるるるるるるる。
  
  『もしもしッ?あ、裕菜??』 

   アタシとは間逆の性格でいつも元気。
  人見知りなんてありえないね、この子。

  「はーいッ!あ、優?今何してんの??」
  

   え?いきなりそれですかッ!

  『いやー??
今部屋から出てきたと・・こ。』
 
  少し照れながら言うと
    電話側からきゃー!!!
  って大きな声が。
  朝っぱらから元気だねー(苦笑)

  「えー!?いいな、いいな。」

   いや?何もしてませんよ??笑
   電話越しとは裏腹に、
   むしろ焦ってるのにー!!

   『今から会える?
アタシなんも覚えてないの。』

   とてんしょんをさげて言うアタシに
   驚きながらも、
   
    「おっけー☆じゃ、いつものカフェでね。」

   と約束して、なんとか今からすんごい話が
   聞けそうです…。
 

   アタシは一体誰とあんな風に
   なったんでしょーか?






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