キミと出会えた事。

 その日の夜・・・・・
 アタシの大好きな着メロが
 鳴ってアタシは
 ぱっとケータイを見た。
 相手は思ってた通りの人。
 ″優斗くん″

 件名:優ちゃん!
 ―――――――――――――――

 今日は電話出来て
 嬉かったよ。
 明後日の集合場所
 ◎×でいい?


 

 うわーッ。男らしい文章。
 もちろんおっけいですよん♪
 と思い、



 件名:優斗くん
 ――――――――――――――
 
 ありがとう♪
 りょーかいです!



 といつの間にか送信ボタンに
 手が行ってた。


 あーッ、楽しみだな。
 一応″デート″だし?笑
 
 明日裕菜に洋服
 見に行ってもらおーッ。
 ってなんでだろ?
 前まではこんな気持ちに
 なんなかったのに。
 
 ま、いっか。


 
 次の日の朝裕菜に即電話。

 
 『あ、今日買い物に
   付き合ってくれない?』

 
  いつものてんしょんで
 
  「おっけーだよー!
  じゃ◎時に◎△ね!!」

 と言って電話を切った。

 は~あ、どんな服買おうかな?
 なんかうきうきしてるし。

 


 

  ――――――――



 

 
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