キミと出会えた事。
  ―――――ぷるるるるるる

  「あ、こんな朝早くにごめんね。
   優斗くんのケー番知りたくて。」

  裕菜は何か色々しゃべってる。
  もしかして電話相手の人と
  付き合ったのかも。
  話がついてから聞いてみよー
  電話を切り終えた裕菜が
  
  「優斗くん朝起きてすぐに
   優がいなくてショックうけて
  たんだって。」

  ええええええええええええ!?
  やっぱ、アタシ手紙でも
  残してくるべきだったね。
 
  『そうなんだ。
   あ、ケー番聞けた?』

  あ、うん。と言いながら 
   赤外線で送ってもらった。

  いつかけたりしたらいんだろ?

  「あ、早く優斗くんに
   会わないと他の女にとられる
   かもよ?笑」

  と冷やかしながらアタシに
   言ってきた。
  他の女って。まだ話
  ついてないのにねッ。

  『はいはい。じゃあ今から
  連絡してみますね。』 
  
   めんどくさそうに言うと
  裕菜がほんとはずっと
   したかったくせにー!
  なんて事を言ってくる。
  違うって。



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