もしも、願いが叶うなら


次の日。

今日も那央はいない。
何してんの?

夏休み明けて4日目。
那央は1度も来てない…

何で?
何かあったの?

心配でしょうがなかった。



教室に帰ろうと来た道を戻り始めた。


「雨チャン…?」

「祐介?」

前から歩いて来たのは祐介だった。



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