もしも、願いが叶うなら


「那央は女嫌いじゃん?だから雨チャンと会ってるの知らなかったよ」

「女嫌いって…何でか知ってる?祐介」

「まぁ…ね。」

やっぱり祐介は知ってるんだ。
そりゃそうだよね。
あんなに仲良いんだし。


「明日は来るかな?那央」

「うん、言っとくよ」

「ありがとう」

「那央は雨チャンが好きなのかもね?」

祐介が呟いた。



< 131 / 286 >

この作品をシェア

pagetop