もしも、願いが叶うなら


那央はあたしの手の平に何かを置いた。


シャラ――


「これ……」

「さんきゅ」

あたしの手の平にネックレスをおくとあたしからのプレゼントを受け取った。


那央がくれたのは元カレがくれたネックレスと同じ物だった。


「何で…これ…?」

嫌な訳じゃない。
むしろ嬉しすぎる。



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