ユビサキからあなたへ
「あ!もう!昼休み終わっちゃったじゃん!結局遊べなかったし!」

「あ、わりぃな。わざわざ引き止めちゃって。」

「いいよ別に。他でもない洋介の頼みだしね。」

友香は満面の笑みで洋介の肩を軽く叩いた。

「これで“貸し”1ってことで!」

「おい!マジかよ!」

「ははっ、冗談よ♪じゃあ当日、ちゃんとハナシつけるから!あとは頑張るんだぞ青少年!」

「うるせ!…ありがとな。」

洋介もうれしそうに笑った。
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