私なりの彼の愛し方
フェンスにもたれて空を見上げてる。




「和希。」



和希は私の声にぴくりと反応してゆっくり私に顔を向ける。




「さっきはごめんね。逃げたりして。私の気持ちもちゃんと和希に言おうと思って。」





和希の隣に行って座る。




「美咲の本音、聞かせて?」




穏やかに言う和希の言葉に頷く。
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